(お客様のご体験談)
アメリカ進出支援サポート内容について
Atex America, Inc. President 西山泰夫 様
Atex America, Inc.について
Advanced Technology Expert America, Inc (略称 Atex America, Inc)と呼称。福岡に本社のある、Atex Company Limited の100%出資子会社として2008年3月に設立。日本製のLED照明器具の輸入販売を主目的とし、当初は米国内の代理店に販売委託をしていたが、2008年11月より事業を引継ぐ形で米国内顧客との直接取引を開始。
個人的背景
以前勤務していた会社から営業関連の仕事で米国に出向し7年滞在した経験があるものの、大組織の一員としてであり、会社設立・運営に関しては殆ど未経験・無知の状況だった。
アメリカ法人設立以前
アメリカ法人設立の目的は、日本の本社で開発・生産された製品を、米国の市場での認知度を上げ、商売を伸ばすことにある。従って製品を知らしめ、販売網の構築や営業・販売を中心とした仕事は、社長である私自身が最重要課題として取組まねばならない。それ以外の全てのことについて指導と支援を依頼することを双方で確認した上でスタートした。
アメリカ法人設立関連
登記申請の為のいろいろな段取り、書類の整備、弁護士との調整含めほぼ全ての実務を進めてもらい、当社としてはアドバイスに従って準備を進めた。 途中若干の齟齬が生じたり、調整が必要であったりしたものの全ての問題は解決し、無事に会社設立に漕ぎつけることができた。
銀行関連
銀行は沢山あり、当社にとってどの銀行にすべきかの判断や口座開設含め支援を受ける。現在も入出金管理、経理処理等銀行に関連する全ての事務処理を依頼している。
役所関連
市役所への登録に始まり、何をどうしたら良いか分らない内容が多かったものの、必要に応じ同行&細かいフォローを受けた。
保険・税金関連
労災保険・PL保険・連邦税・州税等、十分理解できず苦戦分野。本社にも事前了解を得る必要があり、日米の考え方の違いの説明から始まり、最終的には漏れのない且つ必要最低限度で対応できた。お陰で本社側の理解認識度を高め、了解を得ることができた。
VISA取得
最も難儀をしたのがVISA取得。初年度は必要書類の整備から始まり、現地雇用実績が重要との判断で、仕事の実態にも合せ、当社社員として登録してもらった。お陰様で初年度はVISAの取得ができた。ただ、二年目の更新は急にVISA環境が厳しくなり、今後の対応を移民法弁護士との協議含めて検討してもらっている。当社だけでは全く分らない分野である。
経理事務と管理ソフト
本社から唯一出向している私としては、販売を上げることが最も重要で、元々営業畑ということもあり、経理実務まで自分で処理することは困難。そこで経理実務を依頼。単なる事務処理ではなく、経理専門ソフト『クイック・ブックス』を導入。小さな会社ながらリアルタイムで仕入・販売・粗利・在庫・P/L・B/S等 経営の実態が分るようになっている。『クイック・ブックス』の折々の更新時は、本社へもデータが送られ状況がモニターできるようになっており、 本社側も実態が良く分ると好評。レポートを作成して本社に報告する手間が省け大変助かっている。
営業サポート
アメリカ法人設立の目的は、当社製品の販売増と販売網の構築である。実際はマーケティング以外に受注・梱包・出荷・発送・着荷確認・回収などの実務が伴い、この基盤が出来ていないとお客様にも多大な迷惑をかけることになり、商売を伸ばすことは到底できない。お客様との重要な接点を除いて殆どの準備作業を手伝ってもらっており、『注文の獲得とお金の回収』以外は殆ど対応してもらっており、出張留守中のインボイス発行含め、私自身は本来の営業活動に専念できる体制になっている。
生活全般
アパートを借りる、車が要る、免許証を取る、日常気をつけるべきこと、エチケット・マナーまで、優しく厳しく教えられた。米国人側から見てどうかという配慮から説明してもらえるため、以前の典型的な日本人視線から大分理解度が深く広く変化した。時に厳しくという事は、海外、特に米国で生活し仕事をする上での心得と覚悟をする為の訓練を受けているようなものだと思う。私も年齢や経験・役職などから多少偉そうにしてしまうこともあるが、ニッキーさんには当然ながら頭が上らず、ある時『西山さんはニッキーさんの前では直立不動ですね』と言われたことがある。それは決して恐いからとか厳しいからとかではなく、本当に有難く助かっているという気持ちがそうさせているのだと考えている。
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